California Wine Park
レストラン サイトマップホーム
レストラン 厳選20ワイン ワイナリートピックス 現地情報 Masa's Journey お問い合わせ 会社概要
レストラン カリフォルニア ワインパーク レストラン情報
VOL.10 「MARKET」(セント・ヘレナ)

マーケットのエントランス

豊かな街、セント・ヘレナ
サンフランシスコから約1時間半。セント・ヘレナは、ナパ・ヴァレーの中でも最もリッチな街として知られ、毎日多くのビジターで賑わっています。街の中心は、ハイウエイ29号線沿いにあり、近辺には、「マーティニ・ハウス」「テラ」「トラ・ヴィーニェ」「シンディーズ・バックストリート・キッチン」(ミラモンテ改め)、「テイラーズ・リフレッシャー」(VOL4で紹介)など、ワインカントリーを代表する人気レストランが 集中しています。今回は、そんなキュートな街、セントヘレナに2月にオープンした「マーケット」レストランをご紹介します。

ビッグ3の登場
レストラン・ゴシップ通は、「マーケット」をオープンさせたスタッフの情報をキャッチして、「これは行かなければ!」と躍起になっています。シェフ、ダグラス・キーン氏は、サンフランシスコの超有名レストラン「ゲーリー・ダンコ」の最初のスー・シェフを務め、最近まで、もう一つの人気レストラン「ジャーディニエ」でエグゼクティブ・シェフをしていました。フロント担当は、ニック・ペイトン氏。彼は、リッツ・カールトンの「ダイニング・ルーム」、「マサズ」「ファラロン」などで、メートル・ディー/マネージャーとして働き、また「ゲーリー・ダンコ」のCo-createrとしても有名でした。そして、ワイン・リストを担当しているボビー・スタッキー氏は、かの「フレンチ・ランドリー」で、ワイン・ディレクターとして活躍していました。

この錚々たるビッグ3が開いたレストラン。期待が高まるのも無理ありません。

マーケットの店内

クラシックな建物、クラッシックなアメリカン料理
「マーケット」レストランは、29号線沿い、セント・ヘレナの街の中心にあり、建物は1890年に建てられたもの。ダイニング・ルームの壁は、加工されていない自然石で覆われており、この部分は1890年当時のものだとか。入り口以外、店内に窓がないので日中でもぼんやり暗いのですが、天井が高いため威圧感がなく、各テーブルの真ん中に美しく当てられたスポットライトが効果的です。 「アメリカン・レストラン」と謳っているだけあって、メニューはクラシックで楽しい、典型的アメリカン料理 が勢ぞろいしています。

ある日のランチをご紹介

「ランチ・スペシャル」が少々アップグレードされて「ホーム・スタイル・クラシック」になり、メイン・アン トレに3つほどメニューが加わる以外は、昼も夜も、メニューはほぼ同じです。サラダやスープを始めとするアペタイザーは、4ドル〜9.50ドル。メインは、8ドル〜12ドル。

チーズ・プレート

「Cheese Plate 〜チーズ・プレート〜」(7ドル)

「マーケット」では、パン&バターは自動的にサーブされません。必要なら、サイドで注文できますが、(1ドル)、メニューによっては、このチーズ・プレートのようにパンがついてきます。「マーケット」のチーズ・プレートは、フィスカリーニのエイジド・チェダー、ポイント・レイズのオリジナル・ブルー、そして、ローラ・シェネル(彼女は、シェーブルで有名)のゴートチーズ。いづれも、根強い人気を持つ作り手たちによる、北カリフォルニア産の素晴らしいチーズです。チェダーは、何もつけず、そのままでも充分に美味。ブルー・チーズは、美しくスライスされた洋ナシに乗せて食べると、うっとり恍惚状態。ゴートは、パンにたっぷりつけて、わふっとほおばります。う、う、うまい!

チョップド・マーケット・サラダ

「Chopped Market Salad 〜チョップド・マーケット・サラダ〜」(7.50ドル)

どんなものが出てくるのだろうと、半信半疑で注文したのですが、これが大正解。レタス、トレビス、にんじん、アヴォカド、きゅうり、ゆで卵、ブルーチーズ、ベーコンが、いづれも小さく刻まれて、マヨネーズと、恐らくディジョン・マスタードで和えられています。一口食べるごとに、「あ、きゅうりも入ってる。にんじんも・・!」と、いろんな野菜が登場して、同席の友人達との会話もぐんと弾みます。
ポイント・レイズ・オリジナル・ブルー・チーズが、とてもデリケートな味わいながら、存在感があり、素敵な「ワインに合うサラダ」になっています。非常に心温まる逸品。

フライド・チキン・ステーキ

「Chicken Fried Steak 〜フライド・チキン・ステーキ〜(10ドル)

この料理がテーブルに運ばれてきた瞬間、なんだか、アメリカの田舎で、優しい老夫婦に招かれているかのように感じました。何のフリルもない、ストレートな飾りつけながら、全体から漂う温かみにふつふつと食欲が湧いてくるのです。チキンは、色よくカラっと揚げられており、中身は充分にジューシー。チキンの下に敷かれたマッシュ・ポテト、グレービーは、スムースかつソフトな味わいで、まったく、しつこくありません。ソテーされたほうれん草、そしてコーンブレッドは、アメリカン・ホーム・クッキングの王道。量も、価格も、丁度良いディッシュ。

エッグ・ヌードル

「Egg Noodles 〜エッグ・ヌードル〜」(12ドル)

テーブル担当の女性が、これを薦めてくれました。アメリカのレストランではパスタを注文しない方が無難なのですが(ゆですぎで、味なし)、「マーケット」は嬉しい例外になりました。麺は、正しくアル・デンテになっており、麺そのものに味がちゃんとついていました。リバティー・ファーム・ダックがふんだんに使われていて、マッシュルーム・葉ニンニクが、ソースにアクセントをつけています。
上に乗っているのは、ローラ・シェネルのゴート・チーズ。パスタを食す時の基本であり鉄則である、「パスタは熱いうちに食べよ」を、しっかり守るべし。

「マーケット」のワイン・リスト

「フレンチ・ランドリー」出身のワイン・ディレクターが作るワイン・リストは、シンプルでわかりやすいものになっています。ヴァラエタルで分類するのでなく、ワインのキャラクターで分類されており、しかもその表現がとてもユニーク。白なら、"Crisp and Clean, Light and Lean"、"Floral, Exotic, Aromatic"、"Full Bodied, Rich and Round".、赤なら、"Low Grip, High Pleasure", "Spicy, ripe, soft and Cuddly(抱きしめたくなるような)", "Dark Purple, Black and Blue(ブルー!?)"、"Blue Chip (優良株)Bordeaux Varietals". といった具合。

フランス、ドイツ、ニュージーランド産のワインが少数ある以外は、大半がカリフォルニア・ワインで占められています。当サイト・ワイナリートピックスのVOL6で紹介した、アレン・ジョーダンによる「Failla シャルドネ・キーファーランチ2000」「Turley オールド・ヴァイン」や、同じくVOL4で紹介したエマニュエル・ケミジの「Miura カベルネ・ソーヴィニョン2000」、そして、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオーナーと、ハイド・ヴィンヤードのオーナのベンチャーとして今話題の「HdV シャルドネ・カーネロス2000」など、興味深いワインが揃えられています。かの、グレース・ファミリーのカベルネ2000もあり。

唯一残念なのは、ハーフボトルのセレクションがないことと、グラスワインの選択肢が少ないことでした。(グラス・ワイン、白4種 5ドル〜8.50ドル、赤5種 5ドル〜9ドル)

美しいカリフォルニア・キュイジーヌや、正統派フランス料理を味わうのも素敵ですが、そうそう頻繁に訪れるわけにはいきません。その点、「マーケット」は、その値段といい、わかりやすいメニューといい、通いやすいレストランであると言えます。地元の人達にとっては、嬉しい「エブリデー・レストラン」の登場なのではないでしょうか。丁度、日本人が「今日は、丼もの(或いはうどん、そば)がいいな」と思うように。

データ

アドレス 1347 Main Street, St.Helena
電話番号 TEL:(707) 963-3799
営業時間 ランチ 11:30AM 〜 2:00PM
アフタヌーン・スナック  2:30PM 〜 4:30PM
ディナー  5:30PM 〜 11:00PM (Last seating 9:00PM)
火曜日定休
★予約は取りません。
座席数 約 60席
クレジットカード Visa, MasterCard, American Express
ドレスコード カジュアル
ワイン持込
1本(750ml)$15.00
ウエブサイト まだ、なし。
(2003年3月現在)
このページのトップへPAGE TOP バックナンバーインデックス

HOME ] [ Selection 20 ] [ Winery Topics ] [ Restaurant ] [ What's New ] [ Masa's Journey] [ Contact ] [ Company ]
Copyright 2002 California Wine Trading. All Rights Reserved.