|
Hatt / Napa Mill ビルディング
ナパ・ダウンタウンの復興については、Vol.1, Vol.3のレストラン情報でもお知らせしました。今回は、その再開発のひとつとして注目を浴びた、Hatt / Napa Millビルディングに新しくオープンしたレストランをご紹介します。
1884年に建てられたHatt/Napa Millビルディングは、国定「historic place」として登録されており、アルバート・ハット大尉が建物を完成させて以来、蒸気船の発着場であり、アイス・スケート・リンクやレストランがある、ナパの人々が集うサロンのような存在でした。次のオーナーの手に渡ってからは、ウエアハウス(倉庫)ビジネスが強化され、主に飼料の類を扱っていました。
ホテルのオープン、そしてフレンチ・ブラッセリー
何年もの年月を経て、Napa Millは再び、人々が集まる場所として生まれ変わりました。まず、ラグジュアリー・ブティック・ホテル「ナパ・リヴァー・イン」が開業。食料雑貨店「ナパ・ジェネラル・ストア」、ベーカリー&ケーキの「スイーティ・パイズ・ベーカリー」が入り、街の人気レストラン「セラドン」(Vol3で紹介)が移転してきました。 そして、2002年12月、フレンチ・ブラッセリー「アンジェル」がオープンしたのです。
興味をそそるスタッフ・チーム
新しいレストランができると、そのオーナーが誰なのか、シェフはどういう人なのか、という情報が先行します。その店が足を運ぶに値するものかどうかの判断基準にするわけです。「アンジェル」は、まったく申し分のないレジメを持っていました。オーナーは、Claude Rouasクロード・ロア氏とその娘、Bettina ベッティーナ& Claudia クラウディアさん。
クロードさんは、ヨントヴィルの「ピアッティ・レストラン」や、高級リゾート「オーベルジュ・ドゥ・ソレイユ」のオーナーでもあり、ベッティーナさんは今まで、フレンチ・ランドリー、ビストロ・ドン・ジョヴァーニ、ビストロ・ジエンティというワイン・カントリーのトップ・レストランで経験を積んできています。
そして、厨房を担当するシェフは、Christophe Gerard クリストフ・ジェラード氏。彼は、パリのあの有名レストラン「タイユヴァント」で修行をし、ニューヨークの「Lespinasse」や「Caf_ Pierre」で腕を磨いてきました。
ナパ・リヴァーのほとり
「アンジェル」は、ビルディングの中で最も川寄りにあり、窓からはゆったりと流れるナパ・リヴァーを眺めることができます。入り口前のテラスには、春ともなれば、いくつかのテーブルが出され、鮮やかな陽光と、それを反射してキラキラ光る水面をバックに食事することができるでしょう。
店内は、比較的長めのカウンター・バーと、ほんの少し小さめのテーブルが並ぶダイニングが、すっきりと整えられており、流れるBGMは軽快なシャンソン。まったく何を歌っているのかわからないフランス語の歌も、明るいランチの場にはピッタリです。
|